就活に失敗したオタク

就活にしっぱいして無職のオタクの戯言です。

就活

どうして僕が言葉というものにこだわるのか。お姉さんについて。

どうして僕が言葉というものにこだわるか。と考えたら、やっぱりモノやコトを(多くの場合は自分自身を)相手に「正しく」伝えたいからだ。 どうしてそんな地味(とされる)ことにこだわりつづけることができたのか。と考えたら、いつだって僕の背中をおした…

「内容2 タイミング8」の会話について。

atomryu.hatenablog.com 過去にこのような記事を書いていました。あまりにコミュニケーション能力が低くなっているように感じて危険を感じ始めていたのです。そして最終的に僕は「やっぱり会話の誠実さが大切なんだ」と結論に至ります。 今の僕は、過去一年…

就活日記 その5 父の老いと僕からの提案

母や父はきっと現在僕が内々定をいただいている企業に就職を決めるものだと考えていたのだろう。少しの不安はあれどわが子が社会人の一員として来年から自立した生活を送ることを望んでいた。 僕が両親に告げた内容はこうだった。 企業には辞退の連絡をする…

就活日記 その4 大学は誰にも声をかけたりはしない

僕はかなり苦労して旧帝大というネームバリューだけは一丁前の大学に入り、それを遺憾なく発揮することなく卒業することになりそうだ。他大学の友達に来年から無職になることを告げると「え、あの大学に入ってなんで就活を失敗するんですか」とか「わざわざ…

就活日記その3 さてさて就職活動の結果はいかに

結果は当然のように芳しくなかった。本命の会社は春と秋の両方に選考に参加し、どちらも最終選考の段階で落とされてしまった。不思議なものだ。理事のおじさん三人と談笑をし、その後健康診断を受けた末に不採用の通知が届いたのである。僕はなにかの間違い…

就活日記 その2

僕は就活戦争の最前線で果敢に立ち向かう一人の熱心な学生として扱われた。就職活動は多くの人間が体験することだし、あるいはそうでない人もマスメディアからの情報や人付き合いのなかでだいたいこのようなものだと認識しているものである。僕と居酒屋やバ…

就活日記 その1

僕は9か月もの間就活をしていた。これは比較的長い就活だということができる。一般的な大学生は三月の企業の情報解禁を合図にぼちぼち志望業種を絞り始める。そして4月5月の二か月間に恐ろしい数のエントリーシートを書き上げて、そしてこれまた恐ろしい数の…